【大阪市天王寺区・阿倍野区】四天王寺の除夜の鐘、2021年は中止です。
その数は人間の煩悩の数とも言われ、大晦日の晩に鳴り響く「除夜の鐘」。深夜0時を挟む時間帯に寺院の梵鐘が「ゴーン、ゴーン」と108回鳴り響き・・・。寒い冬のピンとした空気感の中厳かに行われる、お寺などで行われる年中行事の一つとして知られています。
新型コロナ前は参拝者が「除夜の鐘」をつくことができるお寺として地元の四天王寺さんでも大晦日の賑わいがありましたが昨年2020年に続き、2021年も「除夜の鐘」は中止となりました。
同寺の2019年の「除夜の鐘」は境内3カ所の鐘堂(北鐘堂・太鼓楼・南鐘堂)で、整理券の配布があり、先着各108名までつくことができました。また、「開運の鐘」(北鐘堂)、「招福の鐘」(太鼓楼)は明け方3時頃までつくことができました。
安心してかつてのように行事ができるようになる日を心待ちにしているという方も多いかもしれないですね。
今年、2021年は除夜の鐘(開運/招福の鐘)および甘酒や年越し蕎麦、夜中の授与品販売、夜中の六時堂新春特別祈祷も中止で、年が明けて2022年1月1日は午前8時半から開堂となります。
少し寂しい年越しとなりますが、感染症の収束を願い、健康第一に良い年が迎えられることを祈ります。お正月三が日は縁起がいい「二助企画」による「日本伝統芸能猿まわし」が境内で予定(9時半ないし10時頃~夕方まで)されていますので、初詣にいらっしゃる方はそちらもお見逃しなく。
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