【大阪市天王寺区・阿倍野区】ホッキョクグマのゴーゴはよこはま動物園ズーラシアのツヨシとペアに。お別れ会の開催はありません。
天王寺動物園の「551」で親しまれているホッキョクグマの「ゴーゴ(オス・16歳)」と「イッちゃん(メス・7歳)」に赤ちゃんが2頭生まれ、お披露目を楽しみにしている方も多いと思うのですが…。
お披露目のお知らせの前に、ゴーゴがよこはま動物園ズーラシアの「ツヨシ」(メス・17歳)と新たなペアを作るためによこはま動物園ズーラシアに出園することが発表されました。
野生のホッキョクグマはメスが単独で子育てをするため、飼育下でも安心して子育てに集中できるように、「ゴーゴ」を出園させる必要があるとのこと、公益社団法人日本動物園水族館協会がホッキョクグマ繁殖計画(※)に基づいて新たな伴侶が選ばれました。
ジャンブイとは対照的に、飼育員が朝の挨拶に行くまで朝の遅いお寝坊ツヨシ。大あくびです( ´∀` )
さぁ今週も、楽しい1週間を過ごしましょう!!#ズーラシア #ZOORASIA #ホッキョクグマ #polarbear https://t.co/K6CY2eGzHg pic.twitter.com/E6kESnwLsF— 【公式】横浜市立よこはま動物園 ズーラシア (@ZOORASIA_office) February 14, 2021
よこはま動物園ズーラシアの公式ツイッターに大きなあくびをするチャーミングなメスの「ツヨシ」の写真がアップされていました。大阪からやってくるオスの「ゴーゴ」と早く仲良くなれるといいですね。
ホッキョクグマの性別の判断は非常に困難で、ツヨシが生まれた頃の繁殖が珍しいことだったので「男の子」と間違えられ、当時、北海道日本ハムファイターズで活躍していた新庄剛志選手にちなんで名づけられたようですよ。
「ゴーゴ」の出園は2021年3月8日(月曜日・休園日)を予定。新型コロナウイルス感染症拡大防止のためお別れ会はありません。赤ちゃんのお披露目は「ゴーゴ」出園後の3月中旬を予定しています。こちらの詳細はホームページやブログ等でお知らせがあるそうです。
なお、現時点で赤ちゃんは1頭になっている可能性が高いと思われているようです。
感染症対策のため、天王寺動物園では土日祝日は事前予約制(先着順)になっていますので、お出かけの際にはお気をつけください。
※ホッキョクグマ繁殖計画
国内におけるホッキョクグマの飼育頭数は減少の一途をたどっており、飼育個体群の維持のため、公益社団法人日本動物園水族館協会生物多様性委員会ホッキョクグマ計画推進会議がすすめる計画。海外からの導入も難しい状況のため、全国的な新たなペア形成を積極的に実施し、ホッキョクグマの繁殖に向けた取組を推進している。
天王寺動物園
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