【大阪市天王寺区】旅先で出会ったような…風情あるお蕎麦屋さん。四天王寺【はやうち】

いつ行っても満席。入店を何度か見送ってきた四天王寺で人気の蕎麦屋【はやうち】は大阪メトロ四天王寺前夕陽丘の駅からもほど近く、四天王寺への参道沿いにあります。大阪の蕎麦屋を感じさせない(?)、旅先で出会ったような雰囲気のあるたたずまい。名残の朝顔がまだ咲いていました。おそがけのランチタイム、13:30頃にトライしてみると、入店はスムーズでした。古民家みたいに落ち着く店内。木がたくさん使われているテーブルやイス。「和」テイストなのですがイスのクッション代わりのラグがPOPカラーの差し色で暗くならず、ほどよく明るく居心地の良い空間になっています。はやうちカウンターにすわり、メニューを。お隣の方は細引きせいろを注文されていましたが・・・。「おすすめ」、あるいは「一番よく出るお蕎麦」をお店の方に聞いてみました。「まんべんなく出ます」とのこと。はやうち「強いて言えば細挽きせいろと荒挽き田舎であれば荒挽き田舎の方が先に品切れになります」。ということで、その日はまだ品切れていなかった荒挽き田舎そばを注文しました。四天王寺はやうち二八蕎麦で挽いた蕎麦殻が入っており、噛み応えもしっかりしているとのこと。粗挽き田舎そばと言いながら、細切りの麺に繊細さを感じます。洒落たな高台付きのザルに盛られて登場。そのまま何も付けずに食べてみました。おいしい♪
香りと味わいが楽しめるので、これは塩だけ、あるいはワサビ、ネギと一緒に食べるのがイイネ!です。←個人的なオススメです。普段は十割もしくは九割(外一)のお蕎麦にしか推薦しません(笑) 蕎麦湯もトロリと濃いめ、たっぷりいただきました。「うちの店のコレは必ず食べて」とか「食べ方はコレが一番」などなど、お蕎麦屋さんでご指南いただくこともあるのですが、こちらの店主は「うちは町のお蕎麦屋さんなので・・・。そんなにこだわりはなく、何を食べていただいても・・・。気軽に食べてもらえれば。」と終始笑顔で取材に答えていただきました。
蕎麦粉の産地については「北陸のものを。福井、長野あたり。今年から富山のも…」とのこと。産地や銘柄のみで決めうちせず、そのときの良いものを選ばれているそうです。

お昼、夜もピークを外せば比較的入りやすいとか。夜のメニューにある「そば膳」は小鉢3つに天ぷら盛り、お蕎麦がついて2,600円とリーズナブルです。お酒に合う1品も充実していてどれも人気の様子ですよ。


きっと美味しいお蕎麦のためにストイックに修行や研究を重ねてこられたと思うのに、微塵も感じさせない?!柔和な店主のスマイルが印象的。少し遠くてもわざわざ通いたくなるお蕎麦屋さん。いかがでしょうか。お店の営業時間、詳細、手打ちそばの体験教室など【はやうち】のHPでご確認下さい。
四天王寺はやうち

※価格は2019年9月現在のものです。
場所はこちら↓


(りっちー)

りっちー

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