【大阪市天王寺区・阿倍野区】天王寺動物園のご長寿ラクダ「ジャック」天国へ

ラクダのジャック

2020年11月1日に撮影

「動物愛護フェスティバル」にて長寿表彰を受けたこともある天王寺動物園のご長寿動物として親しまれていたフタコブラクダのジャック(オス・29歳)が2021年10月31日(日)に天国へ。

【大阪市天王寺区・阿倍野区】人もラクダもすわり過ぎはNG。「高齢ラクダへの取り組み」で天王寺動物園が表彰されました。

号外NETの過去記事でも取り上げていましたが、高齢になったジャックが健康で過ごせるように、飼育環境に対しての工夫や様々な取り組みが認められて天王寺動物園が市民ZOOネットワーク(東京都杉並区)の「エンリッチメント大賞2020」で奨励賞を受賞したことを記憶されている方も多いのではないでしょうか? ラクダ高齢になると座っている時間が長くなり、身体が弱るという悪循環が繰り返されないようにエサを置く場所を増やしたり、高さを変えたり、エサの種類も選べるように変化をつけたり、歩きやすい土壌に改良したり…。天王寺動物園ラクダ治療などが受けやすいように治療を受けるための動作を覚えるトレーニングなど、様々な角度からアプローチすることで、立ち上がる時間が短くなるなど、身体機能の改善が見られたとのことでしたが…。ラクダ2021年10月中旬より食が細くなり、体調を崩して、継続した治療が行われていましたが、2021年10月31日(日)の朝9時40分に獣医さんがジャックの死亡を確認されました。

1993年6月に広島市安佐動物公園から天王寺動物園へやってきたジャック。ジャックとメスのフタコブラクダ 「コニー( 2013年5月14日死亡)」との間に3頭のベイビーが誕生するなど明るい話題を提供してくれたことも。

少し寂しくなりますが、フタコブラクダのジャックが長きにわたり来園者をなごませてくれたことに感謝したいです。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点より献花台の設置はありません。
天王寺動物園
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りっちー

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