【大阪市天王寺区・阿倍野区】昭和を感じる冷やしあめを明治創業の老舗「天王寺 源氏堂」で発見!
今年2021年の秋は少し早めにやってきたのかと思いきや、まだまだ日中暑い日が続く今日この頃。ショウガの辛味と麦芽水飴などの甘みが心地よい、ノスタルジックな「冷やしあめ」がまだまだ美味しく感じられそうですよ。「冷やしあめ」といえば、関西ではお馴染みの懐かしいドリンクですが、かつてはよく見かけた「冷やしあめ」のウォータークーラーを最近は見かけなくなり、「どこにあるの?」という声も聞こえてきました。
見つけるのに時間がかかってしまいましたが、なんと四天王寺さんの門前にある老舗の店先で発見! 「冷やしあめ」のウォータークーラーは「亀かすて〜ら」が有名でテレビなどでもよく紹介されている四天王寺門前にある明治42年(1909年)創業の「天王寺 源氏堂」にありました。平日など人出の少ないときにも「冷やしあめ」の販売はありますが、ウォータークーラーは表に出ていないので気が付かなかったという方もいらっしゃるかも。土日祝日や骨董市などのマーケットが開かれる毎月21日・22日の大師会・太子会のときには表にウォータークーラーを出して「冷やしあめ」を販売されるそうです。こちらの「冷やしあめ」の材料にはハイグレードな米飴と麦芽水あめ、生姜などが使用され、それらを店内の銅鍋で丁寧に煮込んで炊き上げるなど手間暇かけて作られています。濃いめで「生姜糖」のようなしっかりとしたお味が印象に残ります。美味しかったです。
小さな亀のカタチが可愛い「亀かすて〜ら」もフワフワしっとりで美味しいものでした。お土産にもピッタリですし、食べ歩きにもちょうどいいカップ入りもあります。「冷やしあめ」の販売は寒くなると「甘酒」の販売へと切り替わるとのことですので、「冷やしあめ」が気になる方はお早めに。大師会や太子会に行くときや、四天王寺さんへお参りに行くときは、昭和を感じる「冷やしあめ」を求めて112年続く老舗「天王寺 源氏堂」へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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