【大阪市天王寺区・阿倍野区】【入場無料】アーティストトークも!大芸大・大学院修了制作展開催中ですよ
大阪の新しいランドマーク、日本一高いビル「あべのハルカス」24階にある大阪芸術大学 スカイキャンパスで「令和元年度 大阪芸術大学 大学院修了制作展」が令和2年2月4日(火)から始まりました。
スカイキャンパスといえば1月22日にあのマーク・パンサーさんも出演するという大芸大の映画制作発表会が行われたところですね。
2月14日までは大学院へ進んで、さらに芸術の道を掘り下げた大芸大の大学院生が力を込めた卒業制作を見ることができます。ジャンルは幅広く、絵画、ガラス、
建築模型、版画、看板、ゲームアプリ、タイポグラフィ・・・。
よく見ると金魚すくいの丸いフレームというのでしょうか、それを使った巨大な作品もありました!
2月8日(土)、2月9日(日)にはアーティストトークが企画されています。いずれもフリーエントランス。申込の必要もありません。アート好きにはオススメです。若い感覚の大学院生のアート作品に触れてみてはいかがでしょうか。
休日の気分転換にもいいかもしれません。受付には作家の大学院生が交代でいらっしゃるので、展示中の作品の説明などより深く作品を味わうお話を聞くチャンスも。
取材時には版画(リトグラフ)作家の中村さんとタイポグラフィの作家、Yanさんがいらっしゃって、作品の解説・見どころを教えていただきました。「夜」をテーマにした作品で、白抜きの線と黒の線の両方を使っていること、近景でも遠景でも楽しめるように仕上げているとのこと。繊細なタッチをぜひご覧ください。
Yanさんのタイポグラフィの作品はもともと3部1作品で制作されましたが、スペースの関係でこちらでは2部を1作品として。難解な古体詩を親しみやすく表現。こちらは春実写版でも映画化されることでも話題の「ムーラン」の詩。父の代わりとなり、男性と偽り兵士となって戦うムーランの優しい女性的な面と勇ましい男性的な面を表現したという。文字をクローズアップした平面作品(左)では戦うムーランの「剣」のイメージ。そこに女性的な柔らかさを表現するあたたかいオレンジ色を使ったとのこと。こちらもぜひ近づいて見てみましょう。
当日、どの作品の作家さんがいらっしゃるかはわかりませんが、興味がある方は受付でぜひお声掛けを!もちろん、自分の自由な感覚で作品を見て回ってもいいですよね。
【令和元年度 大阪芸術大学 大学院修了制作展】
会期:令和2年2月4日(火)~14日(金)
休館日2月10日(月)
時間:11:00-19:00(入場18:30まで)
場所:大阪芸術大学 スカイキャンパス
アーティストトーク
■大学院芸術研究科芸術制作専攻 絵画領域
2月8日(土)16:00-17:00
司会 村居 正之
1. 古川 功晟(日本画)
2. 佐古 奈津美(日本画)
■大学院芸術研究科芸術制作専攻 デザイン(写真)領域
2月8日(土)17:00-18:00
司会 吉川 直哉
1. 謝 略(シャ リャク)
2. 韋 祈豪(イ キゴウ)
■大学院芸術研究科芸術制作専攻 工芸領域
2月9日(日)17:30-18:30
司会 内村 由紀
1. 宮本 綾子(ガラス)
2. 坂本 大地(染織)
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