【大阪市天王寺区・阿倍野区】地上300ｍで天国の母に捧げるピアノ演奏。あべのハルカスでひとつの夢が叶いました。

地上300メートル、日本一高いビル「あべのハルカス」で2020年1月18日（土）、一つの夢が叶いました。号外NETの過去記事でもご紹介しましたが、昨年10月にハルカス300展望台の来場者1,000万人突破を記念し「ハルカス300で夢を叶えるキャンペーン」として、ハルカスで叶えたい夢が募られました。全国から約200通の応募があり、その中から積山理架子さんの「夢」が選ばれました。選ばれた積山さんの夢は「「2018年3月に亡くなった母といつもハルカスで食事や買い物をしていました。想い出がいっばい詰まったハルカスで、母が大好きだったピアノを演奏したいです。曲は、ピアソラが亡き父を想い作曲した『アディオスノニーノ』。大好きなピアソラの編曲家山本京子先生と連弾で弾いてみたいです」（原文ママ）。とても優しいピアノの調べがハルカス58階「天空庭園」から響き渡りました。積山さんが高校生の頃にも弾いていた思い出の曲「ショパン幻想即興曲」をソロで、積山さんと山本先生が「アディオスノニーノ」を連弾演奏されました。演奏が終わると温かい拍手が沸き上がりました。きっと思いは届いたのでは…。居合わせたハルカス300の来場者もステキな演奏を聞くことができて特別な夜になったのではないでしょうか。昨年、ハルカスの地下１Fに出現したストリートピアノもふと思い出されました。

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ご家族やご友人など多くの方が訪れ、演奏を見守り、演奏が終わるとたくさんの花束が届けられました。ハルカスを運営する近鉄不動産株式会社の執行役員の方から花束贈呈のシーンも。あべのべあも駆けつけました。一つの夢がかなう瞬間を多くの方と共有することができました。天国のお母さまに捧げるピアノ演奏、とってもステキでした。昨年5周年、来場者1,000万人突破を迎えたハルカス300、今後も夢のあるキャンペーンやイベントに注目したいですね。