【天王寺・阿倍野】隠れパワースポット!願いが叶う☆無言で食べる北向きコンニャクとは?!
恵方巻きのように、ある方角に向かって無言でコンニャクを食べると願い事がかなう!そんなご利益ありげなコンニャクがあるのをご存知でしょうか?幼少期、祖父母に連れられて行ったお寺か神社の境内で炊き出していたコンニャクをみんなでだまって同じ方角を向いて食べた記憶。コンニャクはお出しがしみておいしかった。四天王寺さんの近くだったこと、三猿がまつられていたこと。祖父母の思い出とともにそれくらいしか覚えておらず、エリアを散策したこともありますが、長年、辿りつきませんでした。
記憶の断片をかき集めて、ネット検索をしてしてみたら、四天王寺の南に位置する庚申堂とわかりました!日本最初の庚申尊出現の地で、本尊は青面金剛童子(秘仏)。とても由緒のあるお堂なのですが、現在は隠れパワースポット的な存在になっているような感じも。60日に一度、年に6度の庚申の日に、庚申堂を参拝する「庚申参り」はいにしえの頃は大変さかんだったと言われています。その庚申の日だけ境内で名物の庚申コンニャクがいただけるのです。それ以外の日に行っても買うことはできません。2019年の庚申の日は1/23、3/24、5/23、7/22、9/20、11/19。次の庚申の日は明日5/23です!
画像は前回の庚申の日3/24のもので、ようやくウン十年ぶりに庚申コンニャクをいただいてきました。方角は北だったのですね。北を向き、無言で厳かに食べたコンニャクはやっぱりしみじみ美味しくて、ほっこりした気持ちになりました。
なかなかドンピシャで行けるものではないとは思いますが、タイミングが合えば一度は庚申参りを体験してみてはいかがでしょうか?庚申コンニャク(北向きコンニャク)をいただくことができますよ。コンニャクはお持ち帰りもできるので来られない方のお土産にも。
天王寺駅からもほど近く、由緒ある庚申堂のたたずまい。三猿のお百度石やお猿のご紋が特徴的で境内にはいくつお猿のモチーフがあるか探してみたくなりますよ。
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(りっちー)