【大阪市天王寺区・阿倍野区】4/27OPEN!天王寺動物園の「ふれんどしっぷガーデン」ってどんな施設?
天王寺動物園の「ふれあい広場」は移転リニューアルし、2022年4月27日(水)に「ふれんどしっぷガーデン」としてオープンします。「ふれあい広場」で暮らしていたヤギやヒツジ、テンジクネズミなどの動物たちが新しい施設に引っ越して、新環境に慣れてきたというところでしょうか。
新施設では動物に触るイメージを与える「ふれあい」という言葉を使わず、動物に対しての思いやりや敬う気持ちをはぐくむことを目指して「ふれんどしっぷガーデン」という名前が付けられました。
「人と共に生きる動物の意味と、そのあたたかさを知る」ことをコンセプトに整備された施設です。「一方的な関わりではなく、多くの方が動物の意思を尊重し、生きものの命を大切にすることができるように」、そんな願いが込められています。
本日2022年4月25日(月)に内覧会が行われ、午前中は招待された近隣の「おおぞら保育園」の園児たち、午後からは天王寺動物園ファンクラブの会員が「ふれんどしっぷガーデン」でなごやかなひと時を過ごされました。こちらの施設では動物を「触る」ことは目的としていませんが、動物が近づいてきたらそっと触って毛並みやあたたかさを感じることはOKとのこと。人が好きでどんどん近づいてくる動物もいれば、警戒が強くあまり近づこうとしない動物もいます。動物が離れて行くときは追いかけないでそっとしておくことがお約束です。「どうぶつあんしんエリア」が設けられているので、そこに動物がいるときは外から見守ることになります。
こちらの施設での通年イベントとしては「みんなでつくる、あそびじかん」があります。
穴が開いたおやつを入れるフィーダー(給餌器)の準備に参加し、飼育担当者の解説を聞きながら、動物が工夫しておやつを食べる様子を観察できるというもの。
1日3回の実施(11 時~、13 時~、15 時~)があり、各回 30 組、料金は1組 500 円(整理券が必要)。天王寺動物園ファンクラブの会員の方が一足早く内覧会にて体験されました。
動物を間近に観察することで、生きものの命を大切にすることへの気付きや知的好奇心を育むことにつながっていくことが期待できる「ふれんどしっぷガーデン」に興味を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?郊外の牧場に遊びに来たような雰囲気もある新施設「ふれんどしっぷガーデン」のグランドオープンが楽しみですね。
現在閉鎖中の屋内イベント広場でのイベントは6月以降を予定しているそうです。少し先になりますが、こちらも期待したいですね。
動物がいきいきと暮らせる環境づくり、動物の「環境エンリッチメント」に力を入れている天王寺動物園は現在、水辺の原風景を爬虫類生態館「アイファー」につくるためのクラウドファンディングに挑戦中。ユニークなリターンも多く用意されていますよ。
本日よりクラウドファンディングの挑戦が始まりました!!
アイファーを魅力的な場所にして、保全教育の拠点にしたい。そんな思いからスタートしている今回のチャレンジ!精一杯頑張りますので、皆さま温かい支援をお願いします?♀️#水辺の原風景をアイファーにhttps://t.co/tR6gMVQsdX— 天王寺動物園[公式] (@TenZoo_official) March 28, 2022
天王寺動物園に行きたいけどなかなか行けないという方も、クラウドファンディングに参加することでつながりが感じられますし、次に天王寺動物園へ行ったときの楽しさが倍増しそうです。
※おおぞら保育園のみなさん、取材・撮影協力ありがとうございました。
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