左：近鉄百貨店 取締役専務執行役員 吉田茂氏、右： 学校法人塚本学院大阪芸術大学副学長 塚本英邦

2025年開催の大阪・関西万博まであと3年に迫ってきました。これにともない、地元エリアをアートの力で盛り上げてより魅力的な地域づくりを目指そうと、これまで以上の結び付きでパワーアップしたユニークなタッグが生まれました。大阪の新しいランドマークとして定着している日本一高いビル「あべのハルカス」に本店を構える「株式会社近鉄百貨店（以下近鉄百貨店）」と、同ビルにサテライトキャンパスを構える「学校法人塚本学院大阪芸術大学（本校は大阪府南河内郡）（以下大阪芸術大学）」が包括連携協定を締結。

左からあべのハルカス近鉄本店店長 中川勝博氏、近鉄百貨店 取締役専務執行役員 吉田茂氏、大阪芸術大学副学長 塚本英邦氏、大阪芸術大学 芸術学部芸術計画学科長 村上敬造氏

「あべのハルカス」でこちらの包括連携協定締結式が2022年3月25日（金）、和やかに行われました。近鉄百貨店 取締役専務執行役員 吉田茂氏と大阪芸術大学副学長 塚本英邦氏が登壇、近鉄百貨店取締役専務執行役員 あべのハルカス近鉄本店店長 中川勝博氏、大阪芸術大学 芸術学部芸術計画学科長教授 村上敬造氏が陪席されました。

「大阪芸術大学 キャラクター造形学科」新校舎　提供画像

各分野で活躍する著名人を輩出している大阪芸術大学は日本における総合芸術大学としては最大規模。一流の教授陣が揃い、映画撮影ができる設備などもある充実した環境。最近ではお城みたいな新校舎が話題に。

締結式では「日本一のビル」と「日本一の総合芸術大学」がどんな化学反応を起こすのか楽しみだと近鉄百貨店 取締役専務執行役員 吉田茂氏が話されました。学生のアイデアやデザイン力を活かした商品の企画や、チラシやポスターの作成、幅広いジャンルの作品発表などはもちろん、人材育成における連携、大阪芸術大学のプロデュース力と近鉄百貨店の実践力を組み合わせた集客力の高いイベントの開催も行われます。

この連携により阿倍野・天王寺エリアはもちろん、南大阪エリアも盛り上げて、大阪・関西の活性化につなげようとするものです。近鉄南大阪線の沿線に大阪芸術大学の本校があるということでも近鉄百貨店とご縁があり、学生にとっても職員にとっても「一番身近な百貨店」で親しみがあり馴染みやすいことから、より連携を深めていきたいと大阪芸術大学副学長塚本氏からの言葉も。

包括連携協定の締結後の連携による第一弾にはサブカルチャー発信拠点である「LUCBUS　アベノラクバス」が同デパート３Ｆに2022年4月1日（金）オープンを控えています。

「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突」上映記念の関西初のサテライトフェア。
展示スペースは実際に使用された生原画や資料、アニメ制作工程をまとめた映像などをコンパクトにご覧いただけます。人気商品を集めた物販コーナーを併設。#ノイエ銀英伝https://t.co/AD80QRSm5i pic.twitter.com/1OSsRJx6Md

— アベノラクバス (@abenolucbus) March 19, 2022

2021年4月1日（金）～5月8日（日）の期間はこちらが「銀河英雄伝説Die Neue These 激突」上映を記念した関西初となるサテライトフェアの会場となります。

ちなみに「LUCBUS」を反対にすると「SUBCUL（サブカル）」に。今後の展開も楽しみなサブカルチャー発信拠点「LUCBUS」も取材したら別の記事でまとめたいと思います。

昨年2021年に同デパートの催事として開催されて地元の方にも好評だった「ハルカス学園祭」も包括連携協定によって今年はバージョンアップするとのことで期待したいですね。

ローカルから大阪、そして関西を巻き込んで、元気のある町づくりに貢献したいという近鉄百貨店と大阪芸術大学の連携によるプロジェクトにぜひ注目を。

LUCBUS（アベノラクバス）ウイング館3F　2022年4月1日（金）OPEN
あべのハルカス近鉄本店はこちら↓

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