【大阪市天王寺区・阿倍野区】ハルカスで躍動感ある大型マッピングショー。制作には未来のクリエイターも参加!
街中のイルミネーションとともに建築物などに投影される幻想的なプロジェクションマッピングも冬の夜長を彩る風物詩として数えられるのではないでしょうか。日本一高いビル「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」の58階にあるツインタワーに投影される大型マッピングショーもその一つ。
地上約300mの天空の会場に2021年12月22日(水)にお披露目となった新作のプロジェクションマッピング制作には企画・演出・構成などから大阪芸術大学の学生や高校生も参加しました。
クリエイティブカンパニー「NAKED, INC.(ネイキッド)」と「大阪芸術大学」のコラボによる学生の創造性を育む実践型のプロジェクト「0×0=∞(ムゲンダイ)」の授業の成果発表として、大型マッピングショーが「近鉄不動産」提供によるハルカス展望台で開催。期間は2022年2月27日(日)まで。初日の点灯式には、大阪芸術大学副学長塚本氏、近鉄不動産ハルカス事業部課長後藤氏、NAKED, INC.のディレクター川坂氏、大阪芸術大学一回生の西川さんと高野さん、あべのべあが登壇しました。
テーマは「未来へ上る、希望の光」とし、コロナ禍だからこそ、未来への希望や期待感が感じられるような作品が完成しました。
美しい日本の四季を巡り、時空を超えての旅へと誘ってくれます。躍動感のある映像と音楽の世界はきっと記憶に残るのではないでしょうか?
「プロジェクトに対する真剣さゆえに学生同士でぶつかり合うことも多かったけど、その分、納得がいくものになったと思います。」と点灯式に参加された高野さんは語ってくれました。それぞれ学生がアイデアを出し合ったものが、NAKED, INC.による編集やアレンジによって想像以上のものになっていたとの言葉も。
ハルカス展望台から見晴るかす夜空と大阪の街並みとともに、若きクリエイターの卵たちも参加する大型マッピングショーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「未来へ昇る、希望の旅」
コロナの影響により人との繋がりを感じづらくなってしまったが、大事なのは物理的な距離ではなく、心の距離。ハルカス300でコロナ禍の今と未来を旅するという、バーチャルの世界を巡りながら”つながり”を表現し、未来への期待感を込めてストーリーを描く。
0×0=∞プロジェクトとは
大阪芸術大学アートサイエンス学科の学生と高校生がネイキッドと一緒になって、ゼロからクリエイティブに挑戦するプロジェクト。大阪芸術大学客員教授/アーティストでありネイキッドの代表でもある村松亮太郎が、企画・演出・構成などを学生・高校生たちと一緒になってゼロからつくっています。アートとテクノロジーが融合する「新たな光のアートサイエンス」作品を制作していくという体験を通じて、未来を担う学生たちの想像力や可能性を最大限に引き出し、未来を切り拓く力を育みます。
2019年は「OSAKA光のルネサンス」における大阪中央公会堂のプロジェクションマッピング、2020年はあべのハルカス展望台「ハルカス300」を舞台に作品を制作しています。
イベント概要
作品タイトル:未来へ昇る、希望の旅
期間:2021年12月22日(水)~2月27日(日)
時間:18:00 – 21:40 (00分、15分、30分、45分の15分間隔で投影)
場所:あべのハルカス展望台「ハルカス300」
料金:観覧無料(展望台入場料一般1500円のみでお楽しみいただけます。)
企画・制作:0×0=∞ PROJECT
協力:大阪芸術大学 アートサイエンス学科、近鉄不動産株式会社
総合プロデュース:NAKED, INC.
ハルカス300(展望台)はこちら↓
・プレスリリース