【大阪市天王寺区・阿倍野区】次は百年後?大阪会場で見ておきたい壮大な聖徳太子特別展は10/24までですよ。
壮大なスケールで繰り広げられる展覧会が大阪でスタートしたのをご存知でしょうか?大阪と東京、2都市での開催となる千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」は聖徳太子のお膝下とも言える四天王寺にも近い天王寺公園内「大阪市立美術館」で2021年9月4日(土)に開幕しました。9月28日(日)から一部展示替えが行われ後期の展示となり、会期は10月24日(日)までです。入場料は一般1,800円です。
通常非公開の作品なども鑑賞できる展覧会は色々な角度から「聖徳太子」にまつわる貴重な国宝や重要文化財をはじめ、時や空間を越えた異例の展示(約200件)で構成される会場を取材しました。
信仰の対象となった聖徳太子のお姿のバリエーションの多さ、聖徳太子が所持したとされる四天王寺所蔵の国宝の剣、建立された四天王寺の歩みに関する展示も興味深いものでした。四天王寺での古瓦の出土品や左甚五郎作と伝えられる虎の出品もありました。
#聖徳太子展? 10月24日まで!
本日10月4日からついに、#山岸凉子先生 の作品が電子書籍に登場?買いました
大事なことなので何度も言ってしまいますが…
聖徳太子展では山岸先生の「#日出処の天子」原画を展示しています!
世に語り継がれる名作の原画を、ぜひとも目に焼き付けていただきたいです? pic.twitter.com/g0bPCmZVFk— 大阪市立美術館|聖徳太子 日出づる処の天子(9/4〜10/24) (@ocmfa_since1936) October 4, 2021
聖徳太子が主人公のマンガ「日出処の天使」(山岸涼子作)の原画展示など、近代以降の聖徳太子のイメージをたどる展示、1400年という歴史を持つ聖徳太子の命日に行われる法要「四天王寺聖霊会」関連作品も見ごたえがあります。
見どころが多く、天王寺区・阿倍野区にお住まいの方にとっては親しみのある四天王寺やそこで行われている聖霊会雅楽などをより深く知るきっかけになりそうです。
100年に1度の節目にやってきた今回の特別展を見逃すと次は100年後。実は東京会場より展示数も多い大阪会場で千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
大阪展
会場:大阪市立美術館
〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内
TEL. 06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
会期:(2021)9月4日(土)─10月24日(日)
開館時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(9月20日は開館)
主催:和宗総本山四天王寺、大阪市立美術館、日本経済新聞社、テレビ大阪
後援:公益財団法人 大阪観光局
協力:天王寺楽所 雅亮会
観覧料(税込):一般1,800円ほか
東京展
会場:サントリー美術館
会期:2021年11月17日(水)~ 2022年1月10日(月・祝)
観覧料(税込):一般1,500円ほか
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