【大阪市天王寺区・阿倍野区】獣医さんのヒミツに迫る！天王寺動物園「秘密のジュウイSHOW」ってどんなイベント？

動物好きな親子でぜひ見に行きたい「秘密のジュウイSHOW」は2017年からスタートした天王寺動物園の獣医さんの企画展。場所は園内のレクチャールームです。夏には「戦時中の動物」展がありました。

【大阪市天王寺区・阿倍野区】奇跡的に残った戦時中の剥製。歴史ある天王寺動物園だからできる「戦時中の動物園」展 開催中です！

秋の企画展は獣医さんのお仕事ってどんなかな？普段は見ることができない動物園の裏側に迫る「秘密のジュウイSHOW（2020年11月1日と11月3日に開催）」。動物園の入場料は必要ですが、こちらの企画展は無料です。

パネルでの紹介や実際に現場で使われる道具や薬などを展示。小さなこどもでも見やすく獣医さんが作成した「解剖」について学べるビデオ上映も。

麻酔のために使う吹き矢や麻酔銃の球、手投げ槍も間近で見ることができます。感染症の拡大防止のため今年は中止ですが、吹き矢を体験するコーナーなども例年は行われてきました。来年は再開できるといいですね。動物園には種類も違う動物がたくさんいるので、それぞれを診るのはかなり大変そうです。サイズも小さなものから超ビッグなものまで。天王寺動物園で暮らす約180種、1000を超える動物たちを8名の獣医さんが担当します。注射針も長さや太さが様々。たくさん用意されています。今、天王寺動物園にはゾウはいませんがゾウの皮は5㎝もあるそうです。カバの皮も厚そうですね。解剖や切開に使う道具のラインナップもなかなか…。診るのが特に難しい動物について天王寺動物園獣医の市川先生に聞いてみましたら、とても小さな動物や水中で暮らす動物とのことでした。カエルなど難易度が高いようです。

獣医さんになりたいというこどもや学生も多いと思います。また、「実は獣医になりたかった」というお父さん、お母さんもいらっしゃるかも。11月1日（日）の取材時にも「将来の夢は獣医さん」というこどもたちが展示を見に来ていました。企画展の開催中は獣医さんがレクチャールームにいらっしゃるので直接お話を聞くこともできますよ。普段はなかなか接するコトがない天王寺動物園の獣医さんから特別なお話が聞けるチャンスです。

「秘密のジュウイSHOW」は普段は表に出ずに裏方として動物園を支えている獣医さんとそのお仕事について詳しくなれるレアな企画展。一筋縄ではいかない獣医さんのお仕事を少し垣間見れたような気がします。興味を持たれた方はぜひ事前予約をして出かけてみてはいかがでしょうか。「密」を避けるように、天王寺動物園では9月から土日・祝の入場は事前予約制になりました。
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