【大阪市天王寺区】伊勢から上本町まで獲れたての海の幸を運ぶ国内唯一の専用列車「鮮魚列車」が2020年春に運行終了してしまうようです。

鮮魚列車

近鉄上本町駅でも見かける「鮮魚列車」
この列車がなんと今年2020年3月のダイヤ改正で運行を終了してしまうようです。

近鉄資料館によると

三重県の漁港へ早朝に揚がった海の幸を奈良や大阪へ運ぶ行商人のために、宇治山田→上本 町に鮮魚専用列車(以下、鮮魚列車)を運転しています。この列車は、日曜・祝日を除く毎朝宇治山田駅を出発し主要駅(伊勢市・松阪・伊勢中川・榊原温泉口・ 伊賀神戸・桔梗が丘・名張・榛原・桜井・大和八木・大和高田・鶴橋)に停車して、上本町に到着します。なお、下りは上本町→松阪間で、上り下りとほぼ登場当時のダイヤで今も走り続けています。

とのことで、なんと昭和38年から営業していたそうです!
魚の臭いがついてしまうため使えるのは行商人だけで、一般の人は乗ることができない珍しい列車。トラックなどでの輸送などに切り替わるなどで需要が減少し、日本国内では専用列車として運行しているのは近鉄だけとなっていました。

めずらしい列車が見られるのがあと少しということで惜しむ声がTwitterなどで多くあがっていました。
今後、行商人の移動には通常の旅客列車に専用車両を連結して運行されるようです。

なかなか見られない列車ですが引退前に見に行ってみるのはいかがでしょうか?

※追記:専用車両はラッピング車両「伊勢志摩お魚図鑑」として運行されることが発表されました。(2020年2月21日更新)
【近鉄プレスリリース PDF】

【大阪市天王寺区・阿倍野区】伊勢から上本町へ。国内唯一の鮮魚列車、3.13運行終了。長い歴史に幕を下ろします。

上本町駅はここ

(あわわ)

メガ佐藤

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