【MBSごぶごぶで紹介】天王寺七名水について調べてみた。
先日放送されたMBSテレビのごぶごぶで、天王寺七名水が紹介されました。
生駒山からの伏流水が地下を通り、良質な井戸水に恵まれた上町大地。大阪の町がたびたび飲料水不足に悩まされていた時代も、豊富な水が人々の生活を救いました。
金龍、有栖、増井、安井、玉手、亀井、逢坂、の七つの井戸からなる天王寺七名水は特に重宝されていました。
いまではそのほとんどが枯れてしまっていますが、金龍と亀井のふたつの井戸からはまだ水が出ているそうです。
言わずと知れた、聖徳太子が立てた四天王寺。
(画像は四天王寺ホームページより)
その境内にある亀井堂中央に設けられた石造りの亀の口から竹筒を通して水が流れています。亀井堂の霊水は金堂の地下から湧き出る白石玉出の水であり、 供養を済ませた経木を流せば極楽往生が叶うといわれています。彼岸には先祖を供養する人々が数多く訪れるそうです。
【亀井の井戸】
大阪市天王寺区四天王寺1丁目11番18号 四天王寺内亀井堂
[map]大阪市天王寺区四天王寺1 丁目11 番18 号[/map]
(画像は泰聖寺ホームページより)
天王寺七名水としてだけではなく「明治天皇御用水」「茶道の水」としても名高い由緒ある水です。また眼病にご利益があるということで、金龍水で眼を洗う信仰もあったのだそう。
【金龍の井戸】
大阪府大阪市天王寺区下寺町2丁目4番10号 泰聖寺
[map]大阪府大阪市天王寺区下寺町2丁目4番10号[/map]
私たちの生活になくてはならない水を思いながら、天王寺を散策してみるのも良いかもしれませんね。
(それいゆさん3)