四天王寺の猫の門!伝説の猫はミナミで夜遊びしていたらしい!?
四天王寺に猫の門があるんですが、その猫の門にまつわる話しがおかもしろいのでご紹介します☆
伝説の猫といわれるこちらの猫さん。現在はしっかり見張り番をしいてるようですが、ずっと前は夜遊びのため?ミナミへ(笑)
聖徳太子を祀る「聖霊院」。 この聖霊院には、上欄に虎の彫り物がある「寅の門」と、猫の彫り物がある「猫の門」の2つの門があります。「寅の門」の虎は、悪いものが入ってこないように番をしており、「猫の門」の猫は聖霊院にある経堂のお経がネズミにかじられないように見張り番をしています。 四天王寺は大坂の陣で焼失しましたが、徳川幕府によって再建されました。再建された「猫の門」の猫は、名匠・左甚五郎の作であったと伝えられており、日光東照宮の「眠り猫」と一対となって、大晦日と元旦に鳴きあったといわれています。 また夜になって人がいなくなると、度々ミナミへ遊びに出かけ、「四天王寺の猫がミナミで遊び回っている」という噂が広まっていきました。困ったお寺は、「猫の門」の猫に金網をかけて抜け出さないようにしました。そのため第二次世界大戦の空襲の時逃げ出せず、焼け死んだと言い伝えられています。 現在の猫はまじめに見張り番をしているのでしょう。金網は設けられていません。
度々ミナミに遊びにいくという表現がいかにも大阪って感じですね☆
この記事を読んで、真っ先に思い浮かんだのは、四天王寺にいる猫たちのことです☆必ず、仁王門前あたりから何匹か見かけるのですが、人によってくることなく悠々と歩いていたり、立ち入り禁止の場所からじっと人の流れを眺めていたりするのです。
伝説の猫の話しを聞くと、なんだか現在の四天王寺にいる猫たちは伝説の猫の子孫?なのかな?なんて思えてきました。(ハチコ)
四天王寺 大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
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