【大阪市阿倍野区】昭和町駅近くのウクライナ料理が楽しめる『Restaurant UKRAINE.Japan(レストラン ウクライナ.ジャパン)』が、2024年4月27日(土)に閉店します。
2024年4月27日(土)、ウクライナの家庭料理が楽しめる Restaurant UKRAINE.Japan(レストラン ウクライナ.ジャパン)が閉店します。
レストラン ウクライナ.ジャパンは、日本に避難してきたウクライナ人の方々を中心に、ウクライナの家庭料理を再現して提供する料理店です。昭和町駅から徒歩3分ほどの場所にあり、大通りに面しています。
閉店のお知らせです。ウクライナやウクライナ料理などの魅力を知ってほしいという思いで開店されたお店でした。
営業日の案内です。日曜日・月曜日・火曜日が定休日です。
店内です。カウンター席とテーブル席が数席の小さなお店です。調理や接客をしている従業員は全員ウクライナ人だそうです。手作りブレスレットなどのグッズも販売しており、売り上げは全額ウクライナの復興支援活動に活用されるそうです。
ランチメニューです。AコースとBコースがあり、どちらのコースにもボルシチ、ライ麦パン、サーロ(豚の脂身の塩漬け)が付いていて、マッシュポテトかご飯を選びます。
さらにAコースはメイン料理を選ぶことができます。伺った日は「グラーシュ(豚肉のソテー)」と「マズーリキ(鶏肉のミンチとチーズのハンバーグ)」の2種のご用意でした。
Aコースを選び、まずはボルシチとライ麦パン、サーロが運ばれてきました。ボルシチはウクライナの伝統料理で、豚肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんなどをじっくりと煮込んで作られたスープです。ビーツの深い紅色が特徴で、サワークリームとイタリアンパセリが上に乗っています。
やさしい甘みがあり、あっさりとした風味です。スープの具は細かく刻まれています。
パンにはにんにくとオイルが乗っていて、塩気は感じません。サーロは、塩気があり生ハムのような味です。脂身が多いので、生ベーコンといった感じです。
メイン料理は「マズーリキ」です。伺った時間が遅かったため、「グラーシュ」は売り切れていました。マッシュポテトはしっとりとなめらかな舌触りです。マッシュポテトもサラダも、素材を楽しめるとてもシンプルな味でした。マズーリキは、鶏ミンチとチーズを丸めて揚げたもので、硬めのつくねのような味がしました。
「ウクライナ料理はあまりスパイスなどで複雑な味にせず、シンプルなものが多い」とお店の方も仰っていたとおり、食べやすく素朴な味のものばかりで、とてもおいしかったです。お店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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