【大阪市天王寺区・阿倍野区】ハルカス7周年記念「假屋崎省吾の世界展2021」に行ってみました!
華道やフラワーアレンジメントなどに関心のない方でも、きっとご存知のハズ。TVのバラエティー番組などでもご活躍されている華道家・假屋崎省吾先生の大阪で2度目の個展は「あべのハルカス」7周年の記念イベントとしてより豪華になって開催中です。
コロナ禍の中、「こころにひとときの華やぎを」感じていただければ……という思いが込められた華展は2021年3月3日(水)からスタート。「假屋崎省吾の世界展2021」は3月14日(日)まで(最終日17時閉館)。入場料:一般・大学生:700円 高校生・中学生:500円 小学生:300円 ※未就学児は無料
会場となる「あべのハルカス近鉄本店」ウイング館7階の「近鉄アート館」を取材しました。東日本大震災から10年、鎮魂を込めた東北の草木花で表現するいけばなの特別展示がエントランスに。
ダイナミックかつ繊細な表現…。全体的に伸びやかで、明るさや力強さが感じられました。
假屋崎先生は「コロナ禍で心を痛められている方が多いと思います。この華展を見て、少しでも明るい気持ち、元気になってもらえればうれしい。」と言葉をつづられていました。
こうして、お花の魅力を発信することで「オウチで花一輪でも飾ってみよう」と思う方が増え、イベントなどの中止や延期で痛手を受けているお花の生産者さんへの一助となれば…とも。
レンギョウ、サンシュユ、桃、桜、牡丹…。日本の春を一同に集めたような、春爛漫の色とりどりの花々。蕾や咲き初めのものが、どんどん花開く様子も見ごたえがありそうです。
美しい花そのものにもパワーが感じられますが、「花をいける」とは「人をもてなすこと」という元祖・華道家の匠の技でより印象深い「花の世界」がひろがっていくようです。
あべのハルカス7周年の記念イベントとして華展ができること、天井の高い近鉄アート館だからこそのスケールが大きい展示ができることを喜んでおられました。
花のプロフェッショナルはそれ以前にもいらっしゃるのですが、「華道家」と名乗ったのは假屋崎省吾先生がはじめだったそうで「元祖・華道家は私なのよ」というお話もありました。
「元祖・華道家」は花の世界だけにとどまらず、着物やジュエリー、棺桶や骨壺のデザイン、ガラス花器の制作なども手掛けます。
日々の暮らしが明るくなるようなハンカチやマスクケース、お花をいけるのに使いたいオリジナルのハサミや花器なども。
会期中はグッズを購入の方へのサイン会も開催されています。お花のパワーに負けないエネルギッシュな假屋崎先生に会いたい!という方もいらっしゃるかも。
オススメはマイナスイオンも放出するという「大谷石」で作られた花器とのこと。一輪差、キャンドルホルダー、プランターカバーとして使えます。
お花のパワーで心がほぐれたり、華やいだり…。来たときより元気になって帰ることができそうです。「假屋崎省吾の世界展2021」、いかがでしょうか?
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