【大阪市天王寺区・阿倍野区】名だたる美術館の名品が大阪市立美術館に集結。「フランス絵画の精華」開催中です♪
新型コロナウイルスの影響で、しばらく海外旅行にも行きにくいかと思いますが、ちょっとしたヨーロッパ旅行気分が味わえるような絵画の特別展が近くでありますよ。
ヴェルサイユ宮殿美術館やオルセー美術館、大英博物館などフランス、イギリスを代表する20館以上の美術館の協力があり、油彩、素描などあわせて約80点の珠玉のコレクションが天王寺区の大阪市立美術館に集結しています。
大阪市立美術館もやはり感染症拡大防止のため、ながらく閉館となっていました。当初、4月11日から6月14日までだった「フランス絵画の精華」の会期は2020年5月26日から8月16日までとなりました。美術展では異例の会期変更です。※入館料:大人1,400円
![フランス絵画の精華](https://tennoji-ku.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/9/2020/06/osakacitymuseum3.jpg)
ジャン=アントワーヌ・ヴァトー 《ヴェネチアの宴》 1718-1719年頃 エジンバラ、スコットランド・ナショナル・ギャラリー National Galleries of Scotland. Bequest of Lady Murray of Henderland 1861
17世紀から19世紀の印象派誕生前夜に至るまで。「フランス絵画の精華」展ではフランス絵画が成熟して華やかな3世紀の絵画を鑑賞できます。
![大阪市立美術館](https://tennoji-ku.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/9/2020/06/osakacitymuseum-5.jpg)
エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 《ポリニャック公爵夫人、ガブリエル・ヨランド・クロード・マルチーヌ・ド・ポラストロン 》 1782年 ヴェルサイユ宮殿美術館 Photo © RMN-Grand Palais (Château de Versailles) / Gérard Blot / distributed by AMF
特に印象的なのは肖像画でした。構図や色使い、タッチはもとより、描かれている人物のヘアースタイルや着ているコスチュームのディテールやデザインを見ているだけでも楽しめると思いました。SNSなどに投稿できるフォトスポットもありますよ。
感染症対策もされていますし、来館者も個々に気をつけて鑑賞しているので、通常より、ゆったりと鑑賞できる印象です。「コロナ疲れに美しいものを見たい」という声もよく聞きます。美術館の特別展でリフレッシュ、いかがでしょうか。
「フランス絵画の精華」
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