天王寺区ルソーの作品は日本初公開も!大阪市立美術館にて「こども展」スタート!モネ、ルノワール、ピカソも!名画にみるこどもと画家の絆
天王寺駅からすぐの 大阪市立美術館にて7月19日~スタートしている展示イベントが、なんだかすごそうです。
ちょっと調べてみましたが、パリの美術館で開催された展覧会を日本向けに再構成したようで、テーマは描かれた側と描いた側の想いとのこと。
以下大阪市立美術館HPより
平成26年7月19日(土)~10月13日(月・祝) 時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 月曜日(ただし、7/21、9/15、10/13は開館、7/22、9/16は休館) 一般 1,500円、高大生1,000円
この展覧会はパリ・オランジュリー美術館で開催された展覧会“Les enfants modèles”(「モデルとなった子どもたち」と「模範的な子どもたち」のダブルネーミング)を日本向けに再構成したものです。
テーマは描かれた側=モデルとなった子どもの体験と、描いた側=子どもたちの親、または子どもたちと親しい関係にあった画家の想いです。画家に焦点を当て、その技術や特徴を鑑賞するという従来の展覧会の枠組みを超えて、子どもたちの目線を通じて作品に秘められたメッセージやエピソードを読み解くという、絵画の新しい鑑賞方法を提案する画期的な展覧会となります。
モネ、ルノワール、ルソー、マティス、ピカソを始めとする18~20世紀の主にフランスで活躍した画家たち47人による、86点の作品が出展されます。オランジュリー美術館といえばモネの「睡蓮」の連作で有名ですが、そのモネが描いた次男のミシェルはまだ2歳、愛情あふれるタッチで描かれた可愛らしい姿です。ルノワールは自身の子どものみならず、交流の深かった印象派の女流画家ベルト・モリゾの娘、ジュリー・マネの8歳の猫を抱く姿を描いています。ルソーの作品は、彼が生涯に描いたと確認されている4枚の子どもの絵のうちの1点となる、たいへん貴重なものです。ドニが三男のフランソワ、通称アコがトランペットを吹く姿を描いた作品は、ドニ家が代々大切にしてきたもので、本展覧会の趣旨にご賛同頂いたご遺族の協力のもと、日本で初公開されることになりました。
こうした作品を通じて、「描く側=大人」たちは何を残そうとし、「描かれる側=子ども」たちは当時何を想ったのでしょうか。肖像画の変遷と時代の変化を辿りながら、作品に秘められた両者の想いに迫ります。
※本展は、2014年4月19日~6月29日に東京の森アーツセンターギャラリーで開催された「こども展」の巡回展です。
ルソーの日本初公開作品があるって聞くと足を運んでみたくなります。夏の暑さでイライラしがちな毎日ですが、芸術に触れちょっと優雅な気持ちになるのもいいかもしれませんね。(ハチコ)
大阪市立美術館
〒543-0063
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 (天王寺公園内)
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