【天王寺】おめでとう!天王寺動物園がエンリッチメント大賞を受賞しました!

天王寺動物園がエンリッチメント大賞2015に選ばれました!
天王寺動物園
(画像は天王寺動物園ホームページより)

飼育動物の“幸福な暮らし”を実現するための具体的な方策のことを環境エンリッチメントと言うそうです。
本来の生息地の環境とはどうしても違う環境にならざるを得ない動物園や水族館。しかしその飼育環境に工夫を加えることで、豊で充実したものにしようという取り組みが環境エンリッチメントなんですね。

天王寺動物園の受賞内容をご紹介します。
まずはコビトマングース
マングース
(以下画像はすべて市民ZOOネットワークホームページより)

エサ置き場からカラスが持って行ってしまうということが起こっていたため、落ち葉の中やガチャガチャのカプセルの中にエサを設置するようにしたそうです。
写真はコビトマングースがエサをさがして落ち葉をガサゴソやっている姿。

次にムフロン
ムフロン
上からつるしたポリタンクのエサを、ジャンピング頭突きしてゲットする仕組みなんだそうですよ。
ムフロンにとっては運動不足解消の側面もあるんだとか。

次はクロサイ
クロサイ
以前はクロサイがいない!と言われるほど姿を見せなかったクロサイのトミーくん。
エサをいたるところに設置したことで歩き回りながら食べる姿が見られるようになったんだそうですよ。

最後はホッキョクグマ
ホッキョクグマ
飼育員さんがホッキョクグマの観察を続けて、ベストなタイミングで繁殖させることに成功して誕生した命がホッキョクグマのモモはもうすぐ1歳の誕生日を迎えます。
レポートを読んでこんなにもホッキョクグマの繁殖が難しいことだったんだとはじめて知りました。

どれも小さな工夫ですが、動物の生態に深い知識があってはじめて成し得ることなんですね。
来園者目線でも、動物の動きが見えるようになって嬉しい限りです。

今年で開園100周年の天王寺動物園。様々なイベントを号外NETでも紹介してきましたが、動物たちの元気な姿を見ることができるのは飼育員さんたちの努力のおかげなんですね。

天王寺動物園
住所:大阪市天王寺区茶臼山町1-108
通常開園時間:9時30分から17時
場所はこちら
[map]大阪市天王寺区茶臼山町1-108[/map]

(それいゆさん3)

2015/11/07 10:00 2015/11/07 10:00
ミニ佐藤

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